sameera インドの食べ物
インド乳製品の王様 ギーを作ろう・3
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マカーンを火にかける
火にかけたマカーンはみるみるうちに液体状に姿を変えます。
はじめは真っ白ですが、時間がたつにつれ不純物(ラクトースなどの成分部分など)と油がはっきり分離し始めます。
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不純物が固まりだす
はじめもやもやした不純物が、さらに熱することで粒々と形がはっきり固まりだし下へ沈み始めます。 |

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火を止めて泡が落ち着くのを待つ
泡が出ているうちは水分などの不純物がある証拠です。 薬として使われるギーはこの工程で不純物を掬いとってはまた熱し、を何度も繰り返し完全に純粋なものにします。 しかし我が家では自家用の食用オイルで早くに使い切ってしまうので、ほどほど。。。 オイルがいい感じの小金色に色づいたら火を止め、沸騰が落ち着くのを待ちます。 |

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不純物を漉す
分離した不純物を目の細かい布で漉します。 ここでは茶漉しで失礼。。。 |

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ギーの出来上がり
さて、これでギーの出来上がりです。 写真をよく見るとうっすら白っぽいのがわかりますか?まだまだ純粋とはいえないからでしょう。 何回も火を通し、目の粗いもので漉していくことで純粋なものにしていきます。この、程度についてはお好みでどうぞ。 |

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取り除いた粕もインドの甘菓子ミターイーに
これについては名前は不明です。しかしこれも無駄にしません。 砂糖や蜂蜜イライチー(カルダモン)やダルチニー(シナモン)、カジュー(カシューナッツ)、ピスター(ピスタチオ)などと愛称がいいのでこれもお好みで混ぜるとちょっとしたお茶菓子になりますよ。 |
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