sameera インドの食べ物
インド乳製品の王様 ギーを作ろう・2
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発酵マラーイに水を入れる
ダヒ(ヨーグルト)を入れて発酵させたマラーイもほんのり酸味のあるヨーグルト様の香りがします。
その発酵マラーイにお好みの水の量(1:1くらいが適量です)を注ぎ、ミキサーで攪拌します。 古くから作られているギーはミキサーなどない時代です。実際ミキサーはここ数年で家庭に普及してきましたので、今でも多くの家庭ではプロペラを手回しする器具でこの攪拌をしています。
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攪拌し分離させる
2〜3分ほど攪拌すると水と油分が分離してきます。 |

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分離した油分と水分を漉してわける
この水分と油分をわけるため、漉します。 目の細かい布でやるといいかもしれませんが、当日は目の細かいざるで代用しています。しばらく水気が落ちるまで置いておきます。
ここで出来たのが「マカーン(Makahan)もしくはマッカン」と呼ばれるクリーム状の粗製バターです。 このマカーンもまた料理に使われます。レストランでパニール・マカーンワーラーというメニューを見つけたらぜひオーダーしてみてください。 |

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バターミルクの出来上がり
そしてマカーンを漉した副産物の液体。これがバターミルクです。 砂糖、塩、ジーラ(クミンシード)などをお好みで入れて涼を呼び栄養豊富な飲み物としてどこの街角でも親しまれ気軽に飲むことが出来ます。
また、このバターミルクをさらに発酵させて加熱し、布で漉して凝固させたものがインド版カッテージチーズといわれる「パニール」です。 それはまた次の機会に挑戦してみましょう。気軽にパニールを作る方法としては熱した牛乳にレモンや酢などの凝固剤に変わるものを入れ作る方法があります。これならば日本でも気軽に作れることでしょう。 |
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